読売新聞2005年1月18日
コンクリ詰め殺人の準主犯格、逮捕監禁で懲役7年求刑

昨年5月に東京都足立区で知人の男性を車のトランクに監禁するなどし、逮捕監禁致傷罪に問われた元会社員の男(33)の公判が18日、東京地裁であり、検察側は懲役7年を求刑した。

男は1988年の「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の準主犯格で、検察側は論告で「『おれは人を殺したことがある』などと、前回の事件関係者の感情を踏みにじる脅迫文言で再犯に及んだことは、犯罪性向の根深さをうかがわせ、厳重な処罰が必要」とした。

弁護側は最終弁論で「前の事件とは性質が異なり、結果も重大とは言い難い」と述べ、結審した。判決は3月1日。

論告などによると、男は昨年5月19日未明、足立区の路上で、男性に「おれの女を取っただろう」などと因縁をつけ、乗用車のトランクに押し込み、埼玉県三郷市のスナックまで男性を連れて行き、殺人の前科を告げた上、「殺すぞ」などと脅して暴行を加えた。

論告は、「前回事件の公判で『少しでも償いたい』と述べたのに、出所後、暴力団に加入して高級車を乗り回す生活を送り、遺族に対し慰謝の措置をとらなかった」と厳しく指摘した。

男は「私が言ったとされた(過去の事件に関係する)せりふは言っていない」などと、起訴事実の一部を否認している。

1988年、当時17歳だった男は、仲間の自宅に監禁した女子高生を殺害、遺体をコンクリート詰めにして捨てたとして、殺人罪などに問われ、1991年に懲役5年以上10年以下の不定期刑が確定し、約8年間服役していた。


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